昨日は、おかーさんの日でしたね。
皆さん、親孝行しましたか~
という私たち夫婦も、お互いの親とは遠く離れて暮らしているので、
キモチだけでもと、両家ともお花を贈りました。
ナオ氏には、お母さんに加えて
お母さん同然に大切に育ててくれた叔母さんがいるので
お二人に★
「いつもありがとう」
なんて、そうしょっちゅう表現できることじゃありません。
--------------
小学生のとき、
母と二人で近所のスーパーにお買い物にいきました。
そのスーパーの出口はお花屋さんで、
カーネーションがいっぱい売っていたのです。
「あ、今日は母の日だ」
と気付いた私は、
母がレジでお会計済ませてる間に
そのお花屋さんに走り、手持ちの小銭で買えたのは
大輪の赤のカーネーション一本だけでした。
その一本をラッピングしてもらい、
買い物袋に商品を入れてる母のもとへ走り、
プレゼントしたのでした。
その帰り、
近所の奥様たちに遭遇した私たち親子は
スーパーの袋にさしてあったカーネーションについて
「やっぱり女の子、いいわね!うちの息子は何もくれないよ~」
と話しかけられ
「うん、嬉しいの」
と笑顔で話す母の顔を、今でも忘れられません・・・
あの時はなんとなくしか、分からなかったけど
年を重ねるにつれ、
お母さんがどんなキモチだったのか、とか
想像できるようになった。
---------------
昨日、ナオ氏と買い物帰りに車を走らせていたとき、
横断歩道を渡った男の子3人(多分小学校高学年)が、
それぞれ一本ずつ赤のカーネーションを手になにやら相談事をしていました。
兄弟なのか、
それともお友達同士なのか分からないけど
これからお母さんにお花プレゼントするのか~
と、ココロが温かくなった。
ナオ氏は
「俺が小さいときはあんなこと、考えてあげれなかった」
とつぶやいてましたが
きっと今お花もらって、お母さんは喜んでくれてると思う。