「この曲」を弾こうと思い立ってから1ヶ月がたった。
最初に出会ったのは中学生のとき。
姉が習っていたエレクトーンの先生の娘さんが
ピアニストとしてデビューしたリサイタルで初めてこの曲を聴いたんだけど
「速い曲だな」
っていう記憶しかなかった。
1ヶ月前、ショパンのワルツ集の楽譜をパラパラとめくってたら
「あ、あのときの曲だ」
って今更ながら思い出して。
「10年以上もたったし
弾けるんじゃないか?」
って根拠もなく思った。
いつもそう。
ピアノの新しい曲にチャレンジするときって
曲への偏見が払拭されたときと同時。
独学でしかピアノを弾いてこなかった私にとって、
速い曲=難しい曲であり、
それは習ってる人にしか弾けない世界のものだった。
けれどここ1年で、その思いを打破して弾けるようになった曲は2曲。
私にとってはなかなかのスピード。
今回の「この曲」も同じで
思い立ったら吉日。初見で弾いても最後まで通せた。
後は、人に聞かせれるくらいに仕上げていくのだけど
練習は土日に集中して、大体1日1~3時間程度。
高が知れてる。あんまり上達しなかった。
だから今日は頑張った。
5時間は弾いたよ。自分でも分かるくらい弾けるようになってとても清々しい気分。
CHOPIN / VALSE BRILLANTE Op.34,No.3
華麗なるワルツ ヘ長調
(猫のワルツとかも言われてるみたい。確かに鍵盤の上に猫が飛び乗った感じ)
めちゃめちゃ速くて最初は指が絡まったけど
慣れてくると非常にストレス発散になる。
速い速い・・・いつの間にか頭と指がバラバラになって、耳と指だけがセットになる。
こうして鍵盤にしこたま私の手の匂いがつき
春になると、リス彦はこの鍵盤の上で悶えます へ(へ´∀`)へ