暑くて暑くてもう、
リス彦も私もドロンドロンに溶け切っていたところに
新聞が届いた。
(十勝毎日新聞は夕刊のみなのです)
バッと開いてびっくり。
私が勤めていた会社の、名誉会長が3日に亡くなっていたのだ。
札幌の大学から、初めて帯広に来たのは就職で。
それまで一度も十勝には来た事がなかったし、
十勝の名産っていったら乳製品と豆くらいしか思い浮かばなかった。
でも、実際ここはお菓子の街で
その礎を作ったのは、亡くなった名誉会長だと言われている。
特に市内の年配の方々は口をそろえて、
名誉会長の人柄を褒め称えていた。
私が入社したときにはもう、現役を退いていて
直接お話したこともない。
だけど、周りから聞く話や
絵本にまでなった名誉会長の人生とかを知るうちに、
すごい人なんだなぁ・・・ということだけは、漠然と分かっていた。
十勝にとって、偉大な人が亡くなったということは、
新聞記事からも伺えた。
謙虚で、礼儀正しく、温厚な・・・
そういうお話ばかり聞こえてきた人柄。
横柄に生きてちゃいけないな、
と改めて考えさせられた。
名誉会長のご冥福、お祈りいたします。